2005年11月08日
【ウォール・オブ・サウンド】クリスタルズ VS ロネッツ
ここんとこ毎日のように聞いているアルバムがこのベスト・オブ・クリスタルズです。
最近は新しい音楽を探す好奇心もなく、感度も低いんで、どうしても昔のお気に入りを引っ張り出してきてしまう。クリスタルズは、フィル・スペクターがプロデュースした50Sのガールズポップス・グループです。フィル・スペクターは大瀧詠一、山下達郎、萩原健太らが敬愛する偉大なミュージシャンだ。
映画監督のマーティン・スコセッシがフィル・スペクターを好きで、クリスタルズの「キッスでダウン」がデ・ニーロのマフィア映画「グッドフェローズ」の挿入歌に使われています。ほかにも「カジノ」とか「ブロンクス物語」とか、デ・ニーロが出演するマフィア映画では黒人のドゥワップとかガールズポップスが流れることが多いので、いつのまにかガールズポップス=大人の渋い音楽、と間違ったイメージを抱いてます。
ちなみにフィル・スペクター・ワークスとしてはクリスタルよりもロネッツの方が有名なんだけどオレはクリスタルズの方が好きだな
とはいいつつ、ファンではないとクリスタルズとロネッツの違いはわからないかもしれない。ボーカルも曲もそっくりだから。オレは何百回と聞き込んで、クリスタルの方が好きになった。
フィル・スペクターの音楽は”ウォール・オブ・サウンド”と言われ、モノラルで臨場感あふれるライブ録りみたいな音が特徴なんだけど、クリスタルズの方が深くエコーがかかっていてかっこいいのです。とくにベスト・オブ・クリスタルズの16曲目の「I WONDER」。ロネッツもベスト・オブ・ロネッツの3曲目に同曲を収録しているけど、比較するとぜんぜん音質と迫力が違う。クリスタルズの方がエコーが深く、あまりのかっこよさに、いてもたってもいられなくなります。
ぜひ一聴あれ!
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